「残念ながら、ご自宅は光回線に対応していないようです」
数年前、光回線を契約しようとしたときに伝えられた驚愕の事実。
光回線に対応していないって、どういうこと?
そう思いこちらの記事をご覧になられているかと思います。
今回は実際に起きた体験談と解決策をもとに、光回線を自宅へ引く方法について解説していきます!
光回線の工事ができず困っている方はぜひ最後までご覧ください!
我が家の状態はこんな感じだった
まずはじめに、契約できないと言われたときの我が家の情報を簡単に記述します。
我が家の状態
- 築40年アパート
- 4階建ての2階
- 宮崎県
ざっくりこんな感じです。もちろん周辺住宅の光回線は開通しています。
しかし「アパートプラン」を契約することができませんでした。
我が家の家族はみんなぽかーん状態です。
なにせYouTubeをよく見たり対戦ゲームといったインターネットをよく利用する家庭だったため、かなりショックでした。
さておき、この原因として挙げられるのが「引き込み線なし」という状態です。
建築年数が40年ということもあり、おそらく光回線を埋設する工事ができなかったものと思われます。
40年前はインターネットが一般家庭に普及していない時代でしたので構造的にも困難だったのでしょう。
よって我が家のアパートではインターネットを開通させることができなかった(光回線非対応)というわけです。
工事ができないマンションの対処法


無理なものは無理!という結論に至った我が家ですが、とある解決策を提案していただきました。
それが「戸建てプランで契約すること」です。
戸建てプランとマンションプランでは引き込み線に大きな違いがあります。
マンションの場合、電柱より1本を共用設備へ引き込み各部屋へ分散させる「LAN配線方式」という通信方式でインターネットを利用しています。
対する戸建ての場合電柱より1本引き込み、その1本を利用してインターネットを利用しています。
下記画像のように1本ずつ引けばマンションプランで契約できずともインターネットは物理的に利用することが可能といえます。
【重要】注意点を理解しておこう

そう思いすぐに行動するのは危険です。
現在お住まいのアパート・マンションにて工事を行う場合は、あらかじめ大家さんに連絡を入れておきましょう。
基本的にOKをもらえる場合が多いですが、工事はダメだ!と断られる可能性も視野に入れておきましょう。
仮に工事がダメだ!と言われた場合は絶対に工事はしてはいけません。
引っ越す、もしくは後述するホームルーターを利用するようにしましょう。
壁に穴をあけるリスクもあるため、必ず申告するようにしてください。
戸建てとマンションの違い
マンションプランが契約できなかったため戸建てプランで契約したわけですが、マンションプランが無理なら戸建てプランにすればいい!と安易に行動していいかというとそうではありません。
戸建てプランには戸建てプランなりのデメリットがあります。
マンションプランが契約できず戸建てプランで契約したい!という方は、次に解説するメリットとデメリットを把握しておきましょう。
戸建てのデメリット
まずは戸建てプランのデメリットについて解説します。
デメリットは下記のとおりです。
デメリット
- 月額料金が高い
- 工事費が割高
マンションプランが1本の引き込み線で各戸利用できるのに対し、戸建ては1本まるごと利用するため維持費が高額になり、結果として月額料金がマンションプランに比べ1,000円ほど高額です。
同様に工事費も割高になるケースがあります。
これらのデメリットがある戸建てプランですが、メリットも存在します。
戸建てのメリット
続いて戸建てプランのメリットです。
メリットは下記のとおりです。
メリット
- 通信速度が速い
- 回線の選択肢が広がる
通信速度についてですが、戸建てプランの場合引き込み線を独占できるため高速で通信できるという特徴があります。
マンションプランの場合は建物で分散して通信を行っているため、戸建てに比べ通信速度が劣ってしまいます。
続いて回線の選択肢について解説します。
例えばマンションプランの場合、すでにフレッツ光系列の光回線を導入している場合はauひかりやNURO光を契約することができません。
しかし戸建てプランで契約することでauひかりやNURO光といった他社の光回線を利用できる可能性が高まります。

フレッツ光系列光回線に関しては下記の記事をご覧ください。
こちらもCHECK
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光回線のプロバイダとは?契約が必要な理由をわかりやすく解説
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データで見る戸建ての特徴
ここまで戸建てプランのメリット・デメリットについて解説を行いました。
では、実際いくらほど損をしてしまうのか、はたまたどれほど得なのかという具体的な金額や速度を解説していきます。
まずは月額料金から解説を行っていきます。
下記はソフトバンク光の戸建てとマンション別の月額料金です。2年間の利用を前提として金額を算出しました。
契約タイプ | 特典内容 | 1~3か月目 | 4か月目以降 |
戸建て | 適用無 | ¥ 5,720 | ¥ 5,720 |
マンション | ¥ 4,180 | ¥ 4,180 |
2年間合計 | 1か月平均 |
¥ 137,280 | ¥ 5,720 |
¥ 100,320 | ¥ 4,180 |
そして次に掲載している表が特典を適用した場合の月額料金です。
契約タイプ | 特典内容 | 1~3か月目 | 4か月目以降 |
戸建て(おうち割) | スマホ1台想定+引っ越し割引 | ¥ 0 | ¥ 5,170 |
マンション(おうち割) | ¥ 0 | ¥ 3,630 |
4か月目以降 | 1か月平均 |
¥ 108,570 | ¥ 4,524 |
¥ 76,230 | ¥ 3,176 |
このように比較すると、特典適用時の料金差が少し縮まるのが確認できます。

一概に戸建てだから月額料金が高いとはいえず、プロバイダによっては特典を適用すると料金の差が狭くなり、結果としてコストパフォーマンスが高くなることがあります。
よって、特典を適用した状態で月額料金を把握することが重要なメトリクスとなります。
続いて速度です。
マンションのように分散している通信形態に対し、戸建ては通信を独占できるため通信が比較的高速で混雑しにくくなっています。

総評からいうと、
戸建ては料金が高いが速度が速い
マンションは料金が安いが速度が劣る
といえます。
マンションプランに対応していてもあえて戸建てプランという選択肢を取ることができるので、ゲームや配信をする方はよく検討して契約を行いましょう。
【補足】ホームルーターもアリだが...
いろんなサイト様のなかにはホームルーターを紹介していると思いますが、ホームルーターはスマホの電波を利用して通信しているため、アパートには不向きです。
ホームルーターは工事不要でコンセントに挿すだけで利用できる通信機器です。

ホームルーター
- ソフトバンクAir
- ドコモ home 5G
- UQ WiMAX
などなど...
前提として『電波』というものは、物理的な光回線に比べて障害物に弱くコンクリートはもちろん、木材だって通しにくいものです。
他社サイト様では、『アフィリエイト』という金銭に目を眩ませみなさんに契約してもらおうと必死になっています。
その点ひかるねっとはお客様ファーストで利益よりも信頼を重視し、これまでお客様と信頼関係を築いてきました。
いったん立ち止まって、通信速度が遅くても許容できるかを考えてから契約するようにしましょう!

まとめ
今回はマンションプランが契約できない原因と対策について解説を行いました。
何気なく利用しているインターネットですが、プランが多く月額料金がわかりづらいと感じることだと思います。
どの光回線が自分にあっているか分からない、光回線の契約や乗り換えの方法が分からない方がいらっしゃいましたら以下の公式LINE、またはメールまでお気軽にご連絡ください。

もしインターネットプランの見直しをご検討中の方は下記サービスをご利用してみてください。